母親は密林で4日間生存 コロンビア墜落事故
https://news.yahoo.co.jp/articles/c71781df9e00d362cdd715dc8a9e1b552328d903

【AFP=時事】4人きょうだいの母親は事故後、4日間生きていた──。
南米コロンビアのアマゾン(Amazon)の密林に小型飛行機が墜落した事故について、
4人の父親が11日、語った。

きょうだい4人は先住民で、1~13歳。先月1日に小型機が墜落した現場では、
同乗していた母親とパイロット、先住民指導者の遺体が見つかっていた。

父親のマヌエル・ミジェル・ラノケ(Manuel Miller Ranoque)さんはこの日、
記者団に対し、長女のレスリーさん(13)は「母は4日間生きていた」と話していると明かした。

母親のマグダレナ・ムクトゥイ(Magdalena Mucutuy)さんも先住民の指導者の一人だった。

けががもとで亡くなる前、4人に対し、「みんな、ここから抜け出しなさい。
お父さんに会いに行きなさい。お母さんと同じように大きな愛を示してくれるでしょう」と語り掛けたという。

コロンビア先住民族全国組織のルイス・アコスタ(Luis Acosta)氏はAFPに、
「子どもたちはアマゾン育ちで、食べられそうな種や果実、植物、根を食べていた」と語った。