ロシアでも広がるプーチン「影武者」説、AI鑑定では「別人」の可能性も

AI鑑定で低い一致率

 プーチン氏の影武者説については、BS-TBSの「報道1930」が5月22日に独自検証して反響を呼んだ。

 番組がAIによる顔認証システムを開発する民間企業「トリプルアイズ」に委託し、目、鼻、口の形や輪郭など500以上の特徴をAIで解析した結果、本人との一致率は低いことが分かった。

 それによると、5月9日の対独戦勝記念日で演説したプーチン氏を本物とみなしてAIが比較したところ、昨年12月のクリミア大橋視察時の一致率は53%、今年4月のヘルソン州視察時は40%だった。
一致率が高いほど本人で、ヘルソンに現れたプーチン氏は「そっくりさんレベル」だったとされる。

 今後、AIを使った顔認証や声紋鑑定が進むとみられる。米英両国や、顔認証技術の先進国、中国の情報機関は、独自に実施しているはずだ。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/75466?page=4