フランス人にとって「革命」「デモ」が持つ意味 「革命の5月」を乗り切ったマクロン政権
2023/06/10 7:00
的場 昭弘 : 哲学者、経済学者 著者フォロー

フランスは1871年と1968年の過去2回、5月に大きな社会変動を体験している。いずれも、フランスの人民による大きな異議申し立てによる体制変換であった。その結果がよかったか、悪かったか、それはその後の歴史の判断によって意見が分かれるであろう。

1つ目の5月は1871年、同年3月18日から続いたパリ市の自治政権「パリ・コミュ―ン」がフランス国家によって壊滅させられた戦いの日であり、もう1つは1968年、シャルル・ドゴール大統領(任期1959~1969年)を辞職に追い込んだ学生と労働者による5月革命の5月である。

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