上坂といえば、ソ連・ロシアへの造詣が深いことでも知られる。高校時代、耳にしたソ連国歌「祖国が我らのために」に衝撃を受け、同国にハマった。「第一印象は、寒くて暗くて、おっかない国。でも20世紀初頭の『ロシア・アバンギャルド』のアートに新しさを感じたり、曲を聞いたら意外とテンションが高い国なのかもと気になりだして。先入観とのギャップが凄かった」。ロシア語の響きも上坂の心をとらえ、上智大学のロシア語科に入学して猛勉強。「授業を受けていると(同級生の)顔色がだんだん悪くなっていくんですけど、私は好きだったので大丈夫でした。1限からロシア語の科目だったりするとだいぶご機嫌でした」と茶目っ気いっぱいの表情で振り返る。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/07/19/kiji/20170718s00041000220000c.html