大手総合商社の双日(東京)は17日、小樽市と後志管内余市町にまたがる国有林で計画中の陸上風力発電所「北海道小樽余市風力発電所(仮称)」事業について、中止すると発表した。地域住民から建設反対の声が上がっていることに加え、資材の高騰で建設費が膨らんだことを理由に挙げている。

 双日は同日、ホームページで「事業計画の検証を再度行った結果、本事業は双日の投資基準に合致しないとの結論に至った」と説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/957b3864d3ff090cc2907747ef420445cf3a1305