メロンの網目模様は一度できたら消えない「かさぶた」だった!“T字のツル”にも立派な意味が
2023年6月18日 8時0分 週刊女性PRIME

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日本に初めて伝わったメロンは、中国からきた網目のないマクワウリ。明治以降にマスクメロンなどの西洋メロンが伝わり、そちらが主流に ※画像はイメージです

知って楽しい!おもしろ雑学
Q.メロンの網目模様はどうしてあるの?

A.あの網目模様は傷ついた皮にできる「かさぶた」のようなものです。(肥後庵代表 フルーツジャーナリスト 黒坂岳央さん)

 メロンの出荷量がピークを迎える6月。暑い時期にもさっぱりと食べられて、香りもいいメロンだが、特徴的なのは外皮にある網目模様。なにか役割があるのだろうか。

 疑問に答えてくれたのは、フルーツギフトショップ肥後庵の代表で、フルーツジャーナリストの黒坂岳央さん。

「メロンの網目模様は、言わば一度できたら消えない『かさぶた』なんです。メロンは果肉が成長する過程で内側から圧力がかかり、表皮がひび割れを起こします。

 そのひび割れた部分を内側からかさぶたのように塞いで固まったものが『網目』。ひびが入ったら修正を繰り返し、細かく整ったネット模様ができます」

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