そうしたことに鳥羽氏は意識が向かないのか、かんばしくない評判も少なくない。

 別の店の商店主は「鳥羽シェフはすごく感じ悪い」と顔をしかめ、その理由をこう明かす。

「店の前を通りかかると、店先で鳥羽シェフがお客さんと、『マジですか』『そうっすね』『いいっすか』などと、大声で話しているのをよく見かけます。お客さんやファンにはとても愛想がいい、面白い人なんでしょうけど、地元の私たちには無愛想で、あいさつひとつしない。『こんにちは』と言っても、ブスッとして、ナマ返事しかしない。オレに話しかけるな、みたいなオーラを発しているんです」

鳥羽氏が「sio」をオープンしたのは2018年7月だが、それ以前には同じ場所にフレンチレストラン「Gris(グリ)」があり、16年から鳥羽氏はそこでシェフとして働いていた。18年にオーナーから「Gris」を引き継ぎ、今度はオーナーシェフとして「sio」をオープンさせた。

 オープンしたてのころは、商店街の人たちと付き合いもあったという。地元の「上原銀座商店街」の理事長がこう話す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8fae0a5b47717c983a4d71eadd57790737a066?page=3