銃を持った27歳の軍人が巨大ヒグマに右目をえぐられ、脳天を裂かれ…熊がもっとも人間を襲った苛烈な年に起きた凄惨な事件

十月三日、空知郡沼貝村瀧之澤に巨熊が出没したので、在郷軍人の重成竹次(二十七)が実弾二発を発射したところ、熊は樹上より崖下に墜落したので近づくと、
突如猛り狂って竹次に飛びかかり、竹次は右眼をえぐり抜かれ、なお脳天を掻き裂かれて脳漿があふれ出すなど無惨の死を遂げた。(『小樽新聞』大正元年十月九日)

https://news.yahoo.co.jp/articles/1fd750a7c38a7653ddc6b2e66e6bdce46c9b3b7c