同団体によると、その中で、沖縄県読谷村などで起きた「集団自決」については、3社とも記述はあるものの、2社は「米軍の攻撃に追い詰められ」たとし、日本軍の関与には触れていない。別の1社はこれまで「子どもや女性、高齢の住民までもが戦争に総動員され戦闘に巻き込まれた」と記述していたが、新版では「総動員」の部分が削除され、「ガマの奥まで焼きつくすアメリカ軍の激しい攻撃に追い詰められた」と、米軍の攻撃だけが集団自決の要因としているという。