大学無償化の年齢差別がヤバい マジでやばい

https://anond.hatelabo.jp/20230621172603

今年、20台半ば過ぎにしてついに俺は大学に受かった。
具体的に言うと北海道大学の医学部医学科である。

(中略)

この給付奨学金制度では「高校卒業2年以内(20歳以下)」でないと対象外になり、問答無用で失格となるのである。

俺は高校卒業認定をとっていたが、これも「18歳から5年以内(23歳以下)」でないと対象外。どれだけ貧しかろうと、どれだけ生活に困窮してようと、23歳以上に給付奨学金は絶対的に出ないのである。

「それならば仕方がない。なら給付奨学金は要らないので、授業料を免除だけしてほしい」と言ったところ、これも却下であった。

なぜならば「給付奨学生」でないと「授業料免除」には該当しないのである。

それならば給付奨学金が無い時代の授業料免除はどうなっていたのか?それは大学が独自に学生の収入を元に授業料を免除できていたのだ。

その頃には20代、30代だろうが、収入が少なければ授業料免除になる可能性が高かった。

しかしながら「給付奨学金制度」が出来たことにより、「授業料免除制度」は「給付奨学金制度」の一部分扱いになり、20代は問答無用で借金をしなければいけなくなったのだ。


【これまでの授業料減免制度】

大学に収入を報告する

大学が学生の年齢など関係なく困窮具合を判断

授業料減免


【今の授業料減免制度】

日本学生支援機構に給付奨学生として採用される(20歳以上は申し込みが絶対的に不可。理由は不明)

給付奨学金を受けた人のみが授業料減免を受けられる