産経新聞創刊90周年 鋭く温かい紙面に期待 参院議員・元拉致問題担当相の山谷えり子さん

ゆかりのある人が産経を語る

産経新聞でアルバイトをしていたり、配達をしていたり、家族などが働いていたり…。ゆかりのある方々に、創刊90年を機にメッセージをいただいた。

私の父が産経新聞政治部の記者をしており、私は都内の社員寮で生まれました。連合国軍総司令部(GHQ)による占領時代です。

泣くと次々に皆が抱っこしてくれ、新聞記者に育てられました。

占領下で日本国憲法が作られ、皇室典範や教育基本法という日本にとって一番大事な背骨を米国に変えられたことに対し、当時の新聞記者は熱い思いを持っていました。その思いを継承したい。私が政治家になったきっかけです。

福井県に転居しての少女時代、「海岸を一人で歩いたらあかん。神隠しにあう」と言われました。昭和55年に産経新聞が「53年夏のアベック連続蒸発 外国スパイが関与か」と報道したとき、この言葉と結びつきました。63年には政府が「北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚」と認めたのに、ほかのマスコミはなかなか報じない。何とかしなければ、と考え続けて

いました。

私はサンケイリビング新聞の編集長も務めました。全国...

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https://news.yahoo.co.jp/articles/bd513ae2315a1abe2c1f9aabf42506c7dab56a96