国の文化審議会が23日に開かれ、群馬県桐生市の天満宮を新たに国の重要文化財に指定することが答申されました。 国の重要文化財に指定するよう答申されたのは桐生市天神町の天満宮の本殿・幣殿・拝殿と末社春日社本殿のあわせて2棟です。本殿が幣殿と拝殿につながっている、いわゆる「権現造り」でこちらは1992年に県の重要文化財に指定されています。 本殿・幣殿は壁面の精緻な彫刻などによる壁面の装飾が特徴である一方、拝殿は比較的簡素な造りとなっていて、江戸時代後期の北関東を代表する神社建築の一つとされています。1991年に市の重要文化財に指定されている末社春日社本殿は本殿後方にある比較的小型の建物です。17世紀初期の建築とみられ、市内で最も古い木造建築物です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d69593f7146d7aeb08e3564e01a3a9b1c6df52c8