ロシア弱体化に期待 今後48時間がカギ ウクライナ

6/24(土) 19:28配信


【パリ時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア民間軍事会社ワグネルを
巡る動きを受け、「ロシアの弱さは明白だ」と主張した。  
ワグネルは東部の激戦地バフムトを巡る攻防戦などで、最前線に展開してきた。

ウクライナ側では内紛でロシアの侵攻部隊が弱体化し、
反転攻勢の追い風となることに期待が高まっている。  ゼレンスキー氏は
ツイッターへの投稿で「悪の道を選んだ者は皆、自らを滅ぼす」として、
ロシアのプーチン大統領を非難。その上で、侵攻が長期化すれば、
ロシアが自らに招く「混乱と苦痛も増大する」と訴えた。

 ウクライナのポドリャク大統領府顧問も「(ロシア)中枢の仲たがいは明らか」で
、表面を取り繕って問題解決を装うのはもはや困難だと指摘。
事態は動き始めたばかりだとして、推移を注視する姿勢を示した。
その上でワグネルの創設者プリゴジン氏が失脚するか、内戦に陥るか、
権力移行につながるか、今後48時間の動きがロシアの「新たな状況」
の方向性を占うカギを握ると予測した。

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