カンボジア国立銀行(中央銀行)のチア・セレイ副総裁は、デジタル通貨「バコン」を通じたベトナム、ラオスとの越境QRコード決済を近く開始することを明らかにした。プノンペン・ポスト(電子版)などが伝えた。カンボジアでは現在も米ドルが多く利用されており、周辺国との電子決済拡大を通じて自国通貨リエルによる決済増も狙う。 副総裁はこのほど、中部コンポントム州でのリエル復活43周年記念式典で、「ラオス、ベトナムともリエル決済システムの接続を進めており、間もなく実現する」と述べた。バコンのアカウントを持っているカンボジア人旅行者がベトナム、ラオスを訪れた際、リエル建てで支払いができると説明。その逆も可能で、相互に決済ができるようになる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/908e3bb60d5182ea139521f980685753f7c273b1