去年、送迎用バスで園児が置き去りにされ死亡した事件を受けて安全装置を付けることが義務づけられましたが、今月末までに設置が完了する見込みの台数が全体の55.1%にとどまっていることが明らかになりました。

去年9月の事故を受け、政府は、今年4月から保育園などの送迎用バスに対して安全装置の設置を義務付けたうえで、最大17万5000円の補助金を出し、実質ゼロ円で取り付けることができるようにしました。

しかし、政府が全国の送迎用バス5万19台について調査したところ、今月末までに設置が完了する見込みの台数が全体の55.1%にとどまることが明らかになりました。

小倉大臣は「設置率は十分ではない」として全国の施設に対策を急ぐよう呼びかけました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/31011c24ba6e09837d35c428d2f2d0bb612b7767