島根県警松江警察署は27日、松江市内の集合住宅の玄関先で、訪問してきた70代の女性に暴行を加えるなどし全治2か月程度のけがをさせたとして、島根大学に勤務する准教授の男(57)を逮捕しました。

傷害の容疑で逮捕されたのは、島根大学総合理工学部の准教授の男(57)です。

松江警察署によると、男は14日、自身が住む市内の集合住宅に訪ねてきた無職の女性(70代)に対して、玄関先で何らかの暴行を加えて階段の踊り場に転落させた疑いが持たれています。

女性はコンクリート製の階段を踊り場まで7段にわたり転落。右手の骨折など、全治2か月程度の大けがをしました。

女性は一般家庭を訪問し、面接などを行う活動をしているということです。

被害女性の関係者から「女性が50代くらいの男性から腹部を蹴られて階段から落ちて骨折のケガをした」と110番通報があり、所要の捜査で男の犯行が分かり逮捕しました。

男は調べに対し「行為は間違いないが積極的に突き落とそうとしたわけではない」と容疑を否認しています。

警察が引き続き原因や動機について調べています。

島根大学は27日午後、会見を開く予定にしています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/564820?display=1