損害保険各社でつくる「損害保険料率算出機構」は28日、軽自動車の保険料を決める基準を現行の3区分から7区分に変更すると発表した。
保険料に最大1.7倍程度の差が出る見通しだ。2025年1月から適用する。軽でも自動ブレーキや運転支援システムなど先進技術が普及し、車種の安全性能によって事故のリスクに差が出ていることを反映させる。

 新たな基準はクラス1~7とし、事故リスクが低いクラス1、2の保険料は現在よりも安くなる。一方、クラス6、7の保険料は高くなる。
現行の保険料は、最も安いクラスと最も高いクラスで1.2倍の差がある。普通乗用車の保険料の基準は既に17クラスに分けられている。
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