陸上自衛官だった五ノ井里奈さん(23)が郡山駐屯地(福島県)に在籍時、上司から性暴力を受けたとされる事件で、
強制わいせつ罪に問われた元3等陸曹の渋谷修太郎、関根亮斗、木目沢佑輔の3被告=懲戒免職=は29日、
福島地裁(三浦隆昭裁判長)の初公判で、いずれも事件当時の行為を一部否定し、無罪を主張した。
五ノ井さんは被害者参加人として出廷した。

起訴状によると、3人は令和3年8月3日夜、北海道内の陸自演習場の建物で他の隊員らと飲食中、
格闘技を使って五ノ井さんをベッドへあおむけに倒した上、覆いかぶさって腰を押し付けるなどしたとしている。

https://www.sankei.com/article/20230629-LFKVGKCXMNP55EIKNUB7SCMUIY/