ロシア軍の協力者の男を拘束 東部ピザ店のミサイル攻撃で

6/29(木) 11:05配信

クラマトルスク、ウクライナ、6月29日 (AP) ― ウクライナ当局は6月28日、
東部ドネツク州クラマトルスクの人気ピザ店などに対するロシア軍のミサイル攻撃に協力した容疑で、男を逮捕・拘束した。

27日のミサイル攻撃では、子ども3人を含む少なくとも11人が死亡、61人が負傷した。
ウクライナの国家保安機関は、レストラン攻撃に協力したとみられる、地元ガス輸送会社の従業員の男を拘束したと発表した。
ウクライナ保安庁によれば、男は店の写真を撮り、人気店であることをロシア側に伝えたといわれている。
保安庁は何ら証拠は示していない。

ロシアはこの戦争中、一貫して民間の標的を攻撃してはいないと主張しているが、現実には民間人の犠牲者が多数出ている。
ウクライナは当初、S-300長距離地対空ミサイルの改良型が攻撃に使われたと指摘していたが、
国家警察がピザ店は、短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の直撃を受けたことを明らかにした。

クラマトルスクは東部戦線沿いの町で、ウクライナ軍の地方司令部がある。
ミサイルの直撃を受けたピザ店は、ジャーナリストや地元の市民や労働者、兵士などに人気の店だった。
この攻撃で、周辺のビルや民家、学校、幼稚園、ショッピングセンターや娯楽施設が被害を受けた。


https://news.yahoo.co.jp/articles/b9b103466141ee5d265ebccde916a21ee45bf7bc