空に稲妻走る 大気不安定 “まるで湖”道路ジャブジャブ 関東は29日もゲリラ豪雨
https://news.yahoo.co.jp/articles/222112a2b2a7e165dddca178ac4e7629a4419933
29日午後4時前、茨城・常陸太田市で撮影された映像からは、激しく降る雨と、軒先から滝のように流れ落ちる雨水が確認できる。
夕方にかけ、関東では28日に続き、ゲリラ雷雨が発生。
茨城・日立市でも、突然の横殴りの雨となり、激しい雨音とともに、雷の音が鳴り響いていた。
午後4時前、宮城・仙台市の中心部も、どしゃ降りになった。
商店街に、大粒の雨がたたきつけ、買い物客は店の軒先に避難していた。
29日朝、愛知・岡崎市の空を覆っていた不気味な黒い雲。
上空の寒気と暖かく湿った空気の影響で、29日も、大気の状態が非常に不安定となり、各地で天気が急変した。
午前5時半ごろの名古屋市では、街全体が一瞬明るく光った直後、空に稲光が走り、地面を揺らすような雷鳴が鳴り響いた。
あっという間にどしゃ降りとなり、市街地では、道路が冠水した。
くるぶしほどの高さまで冠水した歩道を歩く様子を撮影した女性。
道路脇に集められていたごみ袋も、散乱していることが確認できる。
撮影中のスマートフォンを振り上げると、交差点が一面、湖のようになっていた。
北海道でも、ゲリラ雷雨による被害が発生。
正午前、北海道・札幌市では、突然の大雨が降り、JR札幌駅の駅ビル構内で雨漏りが起きた。
また、市内の商業施設では、店内が水浸しになり、買い物客が歩く中、従業員らが総出で水のかき出しに追われていた。
コープさっぽろ ソシア店・阿部祐次店長「午前11時53分ごろから、一気に降り出してきた。駐車場から水があふれた状況です」
ゲリラ雷雨で地下駐車場に流れ込んだ雨水があふれ、店内に流れ込んだことが原因だった。
また、鳥取・八頭町では、午前10時15分ごろ、強風とともに横殴りの雨が降っていたが、わずか30分ほどで一変。雨は上がり、青空が広がった。
29日夜にかけ、局地的にゲリラ雷雨が発生しやすい状態が続く。
30日は梅雨、前線が活発化。
全国的に雨となり、西日本などで災害級の大雨になるおそれがあり、注意が必要。
仙台青葉城址から撮影された市街地に降るゲリラ豪雨
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