【詐欺で逮捕】元オリックス選手に母校恩師が激白「卒業時には除名処分」「何度言っても坊主にしてこなかった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a603bb82ebd86f907258094f17f0c37f46068c5

両容疑者の出身校である聖光学院は、昨年の夏季甲子園大会で初のベスト4入りを果たした名門校だが、
その実績は1999年に同校野球部の監督に就任した斎藤智也氏の手腕によるところが大きい。
斎藤監督のもと、同校は2001年夏に甲子園初出場。
その後毎年のように福島県大会を勝ち上がり、春に6回、夏に17回の甲子園出場を果たしたのだ。

今回の教え子の逮捕について、斎藤監督はどう考えているのか。
同校のグラウンドを訪れ園部容疑者の印象を聞くと、「高校卒業時に除名処分にしたんだ」と話し始めた。

「学生時代は何の問題もなかったけど、煌びやかな生活に慣れたのか、
惹かれるものがあったのか分からないけど…。(除名処分は)前代未聞なんだけどね、ウチとしては。

(園部容疑者が3年生の時)1、2月にプロ野球のキャンプに行って、卒業式の前に帰ってきたら、
髪の毛を脱色して、眉毛を剃ってたの。ちょっとこれは、よろしくないなと。
『ちゃんとケジメつけてこい。坊主にしろ』と言ったんだけど、
床屋に3回行ってもスポーツ刈り程度で坊主にはできなかったのね。
プロに行って坊主じゃ恥ずかしいってのがあったんだろうけどね。
だから『ケジメつけられない奴はウチの野球部の生徒じゃないから、除名処分にするから』と言った」(斎藤監督)

園部容疑者は斎藤監督に複数回「謝罪したい」と連絡を取ったというが、斎藤監督は応じなかったという。

■「契約金の一部を寄付したいと言っていたが…」

「卒業後も何回か、『謝罪に行かせてください』と連絡があったけど、
『ケジメつけたものを、オレの前で見せるなら、会うから来い』と言った。
それでも坊主にはせずに『お会いしたいです』と。
『それは都合のいい話だろ。坊主という約束だったんだから、
後輩の前でも毅然としたところを見せろ』と再三言ったんだけど、結局坊主にはしなかった。

キャンプに行くまでは何も問題なかった。ひたむきで、真面目で努力するし、凄くいいコだった。
ただプロ野球の世界を一度見て、キャンプから帰ってきて、ちょっとおかしくなっていた。
それで今話したような除名処分にした経緯があったわけ。
後を濁して母校を巣立ったので、本人から契約金の一部を寄付したいという話もあったけど、
一切応じなかった。