ポータブルゲーミングPC5選!いまが買い時!

6/27(火) 6:15配信

コンシューマゲーム機用の人気シリーズの最新作がPC向けにもリリースされるようになった現在、
「ポータブルゲーミングPC」というジャンルがかつてない盛り上がりを見せている。
秋葉原や日本橋には専門店ができ、家電量販店にはコーナーが常設され、また直近では大手PCメーカーであるASUSがついに参入を果たし、
多くの商品からマシンを選べるようになってきた。

これから発表、発売を控えている製品もあるが、今回は現時点において日本で購入(予約)可能な「ポータブルゲーミングPC」をまとめてみた。
本カタログでは簡潔に各製品のスペックや売りをお伝えしているが、詳細な使い勝手やパフォーマンスをチェックできる記事リンクも用意している。
皆さんがプレイするゲーム、予算に応じたマシン選びの参考にしてほしい。

■ 性能面だけでなく丁寧なローカライズこそASUSならではの強み

「ROG Ally」はASUSが満を持してリリースしたマシン。プロセッサはRyzen Z1 ExtremeまたはRyzen Z1を採用。
Ryzen Z1 Extreme版は6月14日に発売済みだが、Ryzen Z1版の予約開始日、発売日は夏予定だ。

メモリは16GB、ストレージは512GBで同じだが、GPUのCU(Compute Unit)数がRyzen Z1 Extremeは12個で最大8.6TFlops、Ryzen Z1は4個で最大2.8TFlopsとなっており、
グラフィックス性能で差別化が図られている。

7型フルHD液晶のリフレッシュレートが120Hzなのも他社製品に対する優位点だが、本製品で最も注目すべきはローカライズ。
「コマンドセンター」、「Armoury Crate」などのゲームユーティリティが丁寧に日本語化されており、設定時に迷うことはない。

また上位モデルで10万9,800円という戦略的な価格が設定されたことにより、今後のライバル製品の価格も下がるはずだ。
ポータブルゲーミングPCの市場拡大に大きな貢献を果たしたと言える。

■ ROG Allyを追撃するべく、いち早く「Ryzen 7 7840U」を搭載

「AOKZOE A1 Pro」はROG Allyを追撃するべく、いち早く「Ryzen 7 7840U」を搭載してリリースされるポータブルゲーミングPC
。Ryzen 7 7840U はZen 4アーキテクチャのCPUコア、RDNA 3アーキテクチャの「AMD Radeon 780M」を内蔵。
Ryzen Z1 Extremeと同じく8.6TFlopsの演算性能を実現したと謳われている。

ROG Allyよりちょっと高価だが、ディスプレイは8型と大きく、解像度は1,920×1,200ドットと縦に120ドット多い。
またストレージは1TBスタートで、インターフェイスもUSB4、USB 3.1 Type-C、USB 3.0を装備しており、使い勝手がいい。

さらに背面にはキックスタンドが用意されているので、本体だけで自立する。ROG Allyに負けじと対抗的な価格を設定してきたAOKZOE A1 Proは強力なライバルとなるはずだ。


https://news.yahoo.co.jp/articles/c5e42eb266ca7d5e2068a88aa164726db96bcc24