同性婚のデザイン拒否を支持 事業主の「表現の自由」―米最高裁:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023070100024&g=int

【ワシントン時事】米連邦最高裁は30日、同性婚を巡るデザインの仕事を拒否している西部コロラド州のウェブデザイナーを支持する判決を下した。同州は顧客の性的指向への差別を禁止。しかし、最高裁はデザイナーは憲法修正第1条に基づき、自分が同意しないデザインを拒否する「表現の自由」を有すると述べた。

この判決により、公共におけるLGBTなど性的少数者の権利を保護している他の州法下でも、デザイナーのような事業主が表現の自由を理由に処罰を免れる可能性がある。最高裁の9人の判事のうち保守派6人全員がデザイナーを支持した。