焼き肉店で喉詰まらせた男性を…海兵隊員ら「ハイムリック法」や人工呼吸で救助
2023/07/04 08:08

食事中に心肺停止になった男性を救助した米海兵隊員ら3人に、静岡県の御殿場市・小山町広域行政組合消防本部から感謝状が贈られた。

感謝状を受け取ったのは、米軍キャンプ富士のウィリアム・キャロル3等軍曹、ジャレット・フクエ3等軍曹、焼き肉店店員、雨宮愛美さん。

キャロルさんらが5月下旬、御殿場市内の焼き肉店で食事を終えて帰ろうとした時、別のテーブルにいた50歳代男性が、肉を喉に詰まらせて心肺停止となった。
キャロルさんらは、背後から両手をまわして組んで、みぞおちを引き上げる「ハイムリック法」や人工呼吸などを、雨宮さんも心臓マッサージを行い、男性を救助した。

訓練で人命救助を学んだというキャロルさんは「冷静に対応できた」と話し、介護福祉士の資格を持つという雨宮さんも「知識を生かすことができてうれしい」と振り返った。

勝間田誠司消防長は「すばらしい連携プレーに敬意を示したい」と感謝した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230703-OYT1T50197/

感謝状が贈られた(左から)キャロル3等軍曹、雨宮さん、フクエ3等軍曹(静岡県御殿場市で)
https://i.imgur.com/Kfg1Aym.jpg