エプスタイン被告の扱い、JPモルガンCEOと話し合い 元幹部が供述

米銀大手JPモルガン・チェースの元幹部ジェス・ステイリー氏は、
性的暴行などで有罪判決を受けた富豪のジェフリー・エプスタイン元被告(故人)との取引について、
ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)に何度も伝えていたと供述していたことが明らかになった。
そうした会話はなかったとするダイモン氏の主張とは相反する内容だ。

 これまで公表されていなかった法的書類をウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した。
ダイモン氏との会話についてステイリー氏の供述内容が明るみに出るのはこれが初めて。
JPモルガンは30日、ステイリー氏の発言は虚偽であるとの見解を表明した。

 ステイリー氏は文書の中で、エプスタイン被告が逮捕された2006年と有罪を認めた08年にダイモン氏と話したと述べている。
また同被告を引き続き顧客として扱うかどうかについて、2012年までに何度か話す機会があったとしている。
https://jp.wsj.com/articles/jamie-dimon-says-he-never-discussed-jeffrey-epstein-s-accounts-at-jpmorgan-jes-staley-says-dimon-did-56637b74