トレーディングカードゲーム「ポケモンカード」の複製品を販売したとして、富山県に住む会社役員の男性・赤井亮介容疑者(34)が著作権違反の疑いで逮捕されました。

赤井容疑者は2023年3月20日、富山県射水市内の中古品買取店にてポケモンカードの複製品5枚を28万3700円で販売した疑い。販売されたカードはいずれもイベント参加者向けのもので、一番高いもので“ミミッキュ”の15万円、次いで“ピカチュウ”の10万円などいずれも高額で買い取られたようです。

買い取りを行った被害店舗では、このカードが「光沢が不自然で厚みがある」と判断して店頭販売せず、同3月下旬に射水警察署に相談しました。同署がポケモン社にカードを送り、鑑定の結果として偽物であることが判明したということです。

富山県警生活安全企画課および富山射水署は、7月3日に赤井亮介容疑者を著作権違反の疑いで逮捕しています。調べによると同容疑者は「カードを5枚販売したのは間違いないが、偽物だとは知らなかった」と、容疑の一部を否定しているということです。

警察ではこの偽造カードの入手経路および余罪について、調べを進めています。

https://www.gamespark.jp/article/2023/07/05/131795.html