日本では、政党に関わらず政治家の一部に親露派がいることが知られている。保守系ではロシアと隣接する北海道を地盤とする政治家の鈴木宗男(所属:日本維新の会、新党大地)は、長年にわたってロシアと深い関係を持ち、日本における親露派の政治家として著名である(詳細は鈴木宗男#ロシア連邦との関係参照)。他にも、引退した政治家である森喜朗(自由民主党)や鳩山由紀夫(民主党)も親露的な人物であるとされ、森は代議士引退後においても、プーチン大統領とのパイプを生かしてロシアとの経済協力を提案するなど安倍政権の「親露路線」の道筋を付けた(詳細は森喜朗#引退後参照)。日ソ共同宣言を締結した鳩山一郎を祖父に持つ鳩山もクリミア問題などに関してロシア寄りの発言を続けている。

2023年5月18日、2022年ロシアのウクライナ侵攻に関して「ウクライナに平和を求める会」が主催した「メディアのロシア一方的悪者論はフェイクニュース」、「即時停戦こそ日本の国益」という趣旨のデモ行進に急進右派の参政党の代表の松田学、参政党のアドバイザーの我那覇真子や小名木善行らが賛同した。また、このデモには自民党の長尾敬や日本国民党の鈴木信行、本間奈々(新党くにもり元代表、元総務官僚)、佐藤和夫(デモの主催者、日本のこころ元所属)、山口敬之らも賛同している。なお、駐日ウクライナ特命全権大使のセルギー・コルスンスキーはこのデモについて「親露の立場で日本の世論を混乱させる挑発行為」と批判している[12][13]。

左派の中では、日本共産党(日本のこえ)が代表的な親ソ派団体として知られており、日本のこえ派の構成員だった上田卓三が関係した旅行会社のジェーアイシー旅行センターは今でもロシア、モンゴル専門の旅行会社として活動している。

文化的な交流としては、ロシア文学が日本に与えた影響は多大であり、例えばレフ・トルストイに影響された武者小路実篤は農業共同体の新しき村を建設した。サブカルチャーでは、旧ソ連圏のゴプニク文化やロシアン・ハードベースが日本のマスメディアに紹介されたり[14]、日本のアニメの『ガールズ&パンツァー』にロシア風のキャラクターが登場する等の例がある。また声優の上坂すみれはロシア通であることが知られる。上坂は先述のガールズ&パンツァーにも出演している。

https://mantan-web.jp/article/20191124dog00m200047000c.html