>>103
中国は貿易状況に特に不満がなかったからな。
だからオバマは「親中」オバマとまで揶揄されてたが
まあつまり胡錦濤からあの時期ぐらいまで
絶大に大きな不満は中国側にはなかった。
もちろん独裁国呼びや東シナ海うんちゃらは
あったけどプロレスの範囲内というか
それでアメリカが苛烈なリアクションしてくる
というほどの信号はなかったと思う。

実際、オバマは歴代アメリカ大統領を踏襲して
口では中国を独裁的で遅れてるようなふうに言って
アメリカの有権者にリップサービスをしたが
そのもう一方で対立が致命的な点にまで
行かないように中国側をリムパックの
ゲストとして招待したり配慮も見せた。

中国はアメリカの下請けで良かったというか
中国側から大きく問題を生じさせる理由はなかった。
対米貿易黒字で中国は儲かってたしね。

だからトランプの登場がイレギュラーだってのはわかる。
ああまで明示的に敵意をむけられたのは
直近ではなかったからな。
いきなり関税戦争を仕掛けてき、あらゆる
点で中国を悪者にしようとし
あまつさえファーウェイの親族をカナダに
命じて拉致監禁に等しい事をした。
トドメは武漢ウイルスが生物兵器だの
あれやこれやの反共宣伝だ。

アメリカのソフトパワーの風下にいても構わないというか
ここ数十年そうしてきたように、今後も推移してきゃいい
と思ってた中国もトランプの垂れ流す
異常なほどの量の中国ヘイトと
中国バッシングで以降の路線を変えたフシはある。

本当にトランプは何がしたかったのやら
というのはある。
中国からみてもアメリカの突然の発狂だからな。