北海道 NEWS WEB

畑の外になぜ? “脱走野菜”を追え

07月05日 19時35分

畑から外に出て芽吹くいわゆる「脱走野菜」。その広がりを追ってみると、在来種を圧迫している側面が見えてきました。

まず向かったのは、札幌市内の国道275号線。国道沿いで、最初のアスパラガスを発見しました。
さらに調査を進めると、バス通りなどで大小さまざまなアスパラガスが何本も生えていました。
いったいどうやってここへたどりついたのか。
アスパラガスに詳しい北海道大学の荒木肇名誉教授は、「アスパラガスというのは春先は私たちが食べる部分をのばしてくるが、収穫を停止すると繁茂する。そこに花をつけ、実ができ、鳥などがこの実を食べ、どこかに行って落とす。この可能性が一番大きい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230705/7000058920.html