歴代最長、安倍内閣が総辞職 
2020年9月16日 11時48分

安倍晋三首相は16日午前の臨時閣議で総辞職した。第2次安倍政権の
発足以降、首相の連続在職日数は歴代最長の2822日。約7年8カ月にわたる
長期政権が幕を閉じた。同日午後の臨時国会で、第2次政権で官房長官を
続けた自民党の菅義偉総裁が第99代首相に選出され、新内閣が発足する。

 首相は同日朝、首相官邸のツイッターに動画を投稿し、「残念ながら
残された課題もある。同時に国論を二分するような困難な課題に挑戦し、
達成できたこと、実践できたことがある」と振り返った。午前9時前に
官邸に出邸した首相は記者団の取材に応じ「様々な課題に国民の皆さまと
ともにチャレンジすることができたことは、私の誇りとするところだ」と
述べた。その後の臨時閣議で閣僚の辞表をとりまとめた。

https://www.asahi.com/articles/ASN9J36T1N9JUTFK002.html