今後2~3か月でアゾフ海に到達か
ウクライナ軍は、戦場の要点を奪取すれば、米欧から供与された兵器の特性を生かして、ロシア軍戦車・歩兵戦闘車を破壊できる。
さらに、ロシア軍が引き続き機動打撃戦法を採用すれば、今後破壊される戦車等の数が急増するだろう。 火砲等の次に破壊され続けるのは、ロシア軍の戦車や歩兵戦闘車になる。
現在、反転攻勢の準備戦闘中だと言われている。 実際の戦い方を見てもそうだ。これからの成果が、今後の戦闘を有利に導いてくれるだろう。 ウクライナ軍は、準備戦闘中であるにもかかわらず、徐々にではあるが、占拠する範囲を増加しつつある。
ウクライナ軍は、負けてはいないのだ。 ウクライナ軍が要点を確保して反攻部隊の主力を投入すれば、第2線、第3線陣地の戦闘でも有利に進展できるだろう。
第2・3線の防御線の戦いでも、ロシア軍は訓練が行き届いていない部隊や、第1線から後退してきた疲弊している部隊が防御戦闘を行うのだろう。 繰り返すが、「反攻は、2~3か月が決定的な山場だ」という。
第1線防御線の突破に、1~2か月かかるだろう。 第1線陣地が破られれば、ロシア軍は十分な戦闘ができないであろう。
続いて第2と3線陣地の突破には約1か月かかるだろう。
ロシア軍戦力の実態を考えれば、山場の2~3か月後にはアゾフ海に到達し、クリミア半島を孤立させるだろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/706b7ef0486be21c777711647377813586378c32?page=4
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日経新聞
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