安倍元首相銃撃、ネットで英雄視くすぶり「暴力の連鎖」へ…岸田首相襲撃の容疑者も検索

関係者によると、山上被告は「旧統一教会の名を世に出し、教団をつぶしたかった」との趣旨の話をし、社会の変革を狙った「政治テロ」との見方には否定的な反応を示している。
だが、「山上被告は社会を変えた英雄だ」との言説は、ネットの一部で今もくすぶり、暴力で社会に影響を与えようとする事件も続く。
6月12日午後、奈良地裁で予定されていた山上徹也被告(42)(殺人罪などで起訴)の第1回公判前整理手続きが、中止となった。原因はこの日、
山上被告の宛名で地裁に届いた段ボール箱。「不審物」として扱われたが、その中身は、山上被告の刑の減軽を求める約1万3600人分の署名の束だった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230706-OYT1T50082/3/