https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/590817
【豪雨】土砂崩れなどで4集落が孤立 島根県出雲市で家屋被害31件・道路被害95件
島根県では8日朝、線状降水帯が発生するなど、断続的に雨が降り続いています。県が午後1時時点でまとめたところによりますと、土砂崩れなどによる道路の通行止めにより、県内4つの集落が孤立状態になっているということです。
島根県によりますと、孤立しているのは、いずれも出雲市内で、「日御崎」「鷺浦」「猪目」「塩津」の4集落(計416世帯911人)です。土砂崩れなどにより道路が通行止めになったことで孤立状態になっているということで、ライフラインの確保などは確認が取れているということです。
出雲市が午前11時にまとめたところによりますと、浸水や崩落などの家屋被害が計31件確認されているほか、冠水・側溝破損・倒木・崩落といった道路被害が計95件確認されています。
また、松江市でも床下浸水が2件、道路冠水など14件、倒木2件、法面崩壊7件が確認されています。
島根県では、気象台が午前7時39分に線状降水帯が発生したと発表。その後も断続的に雨が降り続いています。
島根県出雲市と松江市では、低い土地の浸水及び土砂災害が発生するおそれが高まったとして、午後3時半現在、両市内の全域に警戒レベル4の「避難指示」を発令しています。
対象は松江市が9万1298世帯で19万6748人。出雲市が6万9393世帯で17万2840人です。
また、西ノ島町の一部地域にも午後4時過ぎに「避難指示(警戒レベル4)」が発令されました。
対象は浦郷地区の468世帯 818人、赤ノ江地区の101世帯 161人、三度地区の17世帯 26人合わせて586世帯 1005人です。
大田市は、午後4時40分に「避難指示(警戒レベル4)」を発令しました。
「避難指示(警戒レベル4)」が発令されたのは久手の1757世帯 3923人、波根の519世帯 1192人、朝山の189世帯 445人合わせて2465世帯 5560人です。
隠岐の島町は、午後5時00分に「避難指示(警戒レベル4)」を発令しました。
「避難指示(警戒レベル4)」が発令されたのは蛸木地区の76世帯 172人、津戸地区の67世帯 135人合わせて143世帯 307人です。