「まぁ、この人でいっか」小田急の車内で女子大学生らを刺した37歳の男 法廷で吐露した“コンプレックスと嫉妬”

■ゆがんだ嫉妬「若い女性は価値が高い」

「女性から軽くあしらわれ、“勝ち組”の女性を殺したいと考えた」。動機について、検察側はこう指摘した。女性を憎むようになったきっかけとして、対馬被告は「デートの途中で帰られたことや、自分との時間を他のスケジュールの繋ぎにされた」経験をあげた。

検察官:なぜ若い女性を狙った?
被告:おじさんを刺して捕まっても、つまらないなぁと。「つまらぬものを斬ってしまった」というセリフをみなさんご存じだと思うんですが、そういうニュアンスです。
検察官:若い女性は印象が違う?
被告:やはり若い女性のほうが価値が高いと思った。

デートでは男性が女性におごるべき。クラブに行くと女性のほうが値段が安い。マッチングアプリで女性は無料。こうした経験を積み重ね「若い女性は優遇されている」との思いが強まった。

被告:町を歩くとコンプレックスが刺激されて怒りに変わり、怒りのやり場がなくて女性たちに矛先が向いた。
検察官:どんなコンプレックス?
被告:無価値な人間だなと。お金もなく、みっともない。
検察官:刺激された、とは?
被告:正直そういう女性と付き合いたかったが、僕は不可能で相手にされない。恨むことで苦しみを解消しようとした。

(全文はソースで)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4b4fbd2dd2d3868b5e1023e9cc3c6ce9fb360b6