https://news.biglobe.ne.jp/topics/domestic/0709/33684.html

元行員着服 家族が6000万弁済

第四北越銀行(新潟市中央区)は7日、中条支店(新潟県胎内市)に勤務していた20歳代の元男性行員が担当していた七つの取引先から総額6098万8358円を着服していたと発表した。同行は元行員を懲戒解雇処分とし、刑事告訴を検討している。

 発表によると、元行員は今年3月から5月の間、取引先から入金依頼のあった現金や取引先の依頼を受けて解約した定期預金などを着服した。ギャンブルの費用や借金の返済などに充てていたという。取引先からの問い合わせで判明した。元行員は着服を認め、家族が全額弁済した。

 同行はすでに監督官庁へ報告し、警察にも相談している。同行は「信頼回復と再発防止に向けて全役職員が一丸となって取り組んでいく」としている。