首里城の再建工事で正殿の柱を支える「礎石」の搬入が10日から始まりました。

首里城正殿の再建作業が行われている素屋根にけさ搬入された「礎石」は去年、与那国島で採石されうるま市の職人によって加工されました。

縦と横の長さはそれぞれ70センチ厚さはおよそ27センチで首里城正殿の柱を支える重要な基礎となります。

▽県土木建築部首里城復興課・仲宗根明裕主任技師
「礎石につきましては上部に柱が乗る大変重要な部分になりますので、首里城正殿の本格的な工事に向けて第一歩が始まった」

与那国島で調達された礎石は正殿の正面部分に使われる予定です。

今月中に105個の礎石が運び込まれ柱を建てる場所に設置されることになっていて県によりますと首里城再建の寄付金を財源に与那国島のほか中国からも石を調達するということです。

https://www.fnn.jp/articles/-/554523
https://youtu.be/kfx1B_A78x4