福島第一原発の処理水放出を巡り、韓国政府は放出される「水」の呼び方について現時点では「『汚染水』と呼ぶのが基本的立場だ」という考えを示しました。

韓国政府は処理水放出に関連した10日の会見で、放出される水を「『汚染水』と呼ぶのが政府の基本的立場だ」と説明し、引き続き処理水ではなく汚染水と呼ぶとしました。

そのうえで「IAEAの報告書にも様々な表現があり、適切な翻訳をするのが良い」とも述べ、メディアなどが場合により「処理水」と呼ぶこともあり得るという考えを示しました。

一方、「恣意(しい)的解釈や特定部分を強調する呼び方は適切ではない」と述べ、一部反対派が使う「核排水」などの呼び方は
「根拠なく国民に不安を与える」として不適切だと指摘しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/011ddd4b59faee87993704fbc01ac477733fc592