https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230711/k10014124981000.html
川に父親転落させ殺害か 36歳長男逮捕“夕食に睡眠薬入れた”
10日、大阪 淀川区の川で65歳の男性の遺体が見つかり、警察は同居する36歳の長男が橋の上から川に落として殺害したとして殺人の疑いで逮捕しました。長男は「父親の夕食に睡眠薬を入れた」などと供述しているということで警察が詳しいいきさつを調べています。
10日未明、大阪 淀川区西三国の神崎川から近くに住む玉井重弘さん(65)が遺体で見つかり、警察は長男の将太容疑者(36)が橋の上から落として殺害したとして、殺人の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、重弘さんの死因は溺死で長男は調べに対して容疑を認め「心中しようと話したが拒否され、足首をつかんで川に落とした」などと供述しているということです。
さらに「父親の夕食に睡眠薬を入れた」などと供述していることが警察への取材で分かりました。
警察が、2人が同居する住宅を調べたところ、長男が書いた遺書とみられるメモが見つかったほか、部屋からは睡眠薬が押収されたということです。
また、重弘さんは視力がほとんどなかったということです。
長男はレンタカーを借りて、重弘さんを川まで連れて行ったということで、警察が詳しいいきさつを調べています。