「生きてようが死のうがロクデナシはロクデナシなんだよ。
死ねば全てが許されるって物じゃないんだ。
交通事故か何かで不可避的に死んだならまだしも、奴には子供が居たんだぜ!
これから真っ白な心で世界に対峙し、成長していこうかっていう子供の気持ちにもなってみろって。

自分がもうこの世で生きていく勇気がないから自殺します、だ? 何が病める魂だよ。
これほど身勝手で無責任で利己的な男が他に居るかってんだ!

しかもそういう奴を『自己のアートに殉死した悲劇の英雄』的ロマンティシズム、センチメンタリズムで捉えたがる連中も一部にはいるんだから、あきれて物も言えないね俺は」

ジョン ライドン