神戸 いのししの頭部が中学校に 切断され置かれたか 捜査

12日午後、神戸市の中学校の運動場で、切断されたとみられるいのししの頭部が見つかり、警察は動物愛護法違反の疑いで捜査しています。

12日午後1時20分ごろ、神戸市灘区の長峰中学校で運動場の砂場に、切断されたとみられるいのししの頭部が置かれているのを、校内を巡回していた男性教諭が見つけ、警察に通報しました。

警察によりますと、いのししの頭部は刃物のようなもので切断されていて、付近には、胴体部分や血痕も無かったことなどから、別の場所から頭部だけが運び込まれた可能性があるということです。

警察は、何者かが意図的に切断して頭部を置いた可能性があるとして、動物愛護法違反の疑いで周囲の防犯カメラの映像を分析するなどして捜査しています。

警察や神戸市教育委員会によりますと、この中学校周辺では、登下校する子どもたちの見守りを強化するということです。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230712/2000075631.html