民間調査会社の帝国データバンクは12日、国内の主要食品メーカー195社が2023年に値上げする飲食料品が3万品目を超えたと発表した。値上げが相次いだ昨年の2万5768品目を上回っており、年末までに3万5000品目前後になる可能性があるという。

 値上げ済みと値上げ予定の品目数を12日時点でまとめた。6月末までに約1万9700品目で行われており、今後も10月だけで酒類や調味料など8000品目前後が見込まれるという。

 帝国データバンクの担当者は「バブル経済の崩壊後で3万品を超える値上げは例がない」と指摘している

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230712-OYT1T50160/