日本時間の7月16日(日)15時48分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地はアリューシャン列島(米国、アラスカ半島)で、地震の規模(マグニチュード)は7.3と推定されます。

この地震により、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれませんが、被害の心配はありません。

米国国立津波警報センター(NTWC)は津波の可能性があるとして、アラスカ半島とアラスカ南部にTSUNAMI ADVISORY(津波注意報に相当)を発表しています。一方で、太平洋津波警報センター(PTWC)は太平洋の広域では津波被害の心配はないとしています。

※震源はPTWCによる。

<更新>
気象庁は16時17分に「遠地地震に関する情報」を発表しました。この地震により、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれませんが、被害の心配はありません。

NTWCは16時47分に、アラスカ半島とアラスカ南部に発表していたTSUNAMI WARNING(津波警報に相当)をTSUNAMI ADVISORY(津波注意報に相当)に切り替えました。
日本の沿岸では津波被害の心配なし
気象庁によると、国内で若干の海面変動が予想される沿岸は次のとおりです。

<津波予報(若干の海面変動)>
 北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、北海道太平洋沿岸西部、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房

若干の海面変動が予想されますが、被害の心配はありません。若干の海面変動が予想される時刻は、早い沿岸で16日(日)20時30分頃です。これらの沿岸では今後半日程度は若干の海面変動が継続する可能性が高いと考えられます。

https://weathernews.jp/s/topics/202307/160265/