ロシア軍はウクライナ南部の港湾都市オデーサ(オデッサ)に2夜連続で空爆を実施した。ウクライナ政府当局者らが19日未明に明らかにした。ウクライナ側は脅しに屈せず、穀物輸出のための作業を継続する決意だとした。

オデーサ州知事はソーシャルメディアで、防空システムで撃墜しているとし、市民にシェルター内にとどまるよう求めた。

空爆について、ロシアからまだコメントはない。親ロシア派の軍事ブロガーは「大規模」な空爆だったとし、ロシア軍がミサイルとドローン(無人機)の両方を使って、オデーサやその他の地域を攻撃していると指摘した。

ロシア国防省は18日、オデーサとミコライウの軍事目標を夜間に攻撃したと発表。ロシア南部とクリミアを結ぶ橋が前日、ウクライナによる攻撃を受けたことに対する「大規模な報復攻撃」としていた。

https://jp.reuters.com/article/idJPL4N395056?il=0