【独自】国連委員会が日本政府に捜査要請 “事件性疑われる行方不明事件”と指摘 フランス人女性が2018年行方不明に 栃木・日光市

7/19(水) 11:52配信

5年前、栃木・日光市を観光中だったフランス人女性が突然行方不明になったことについて、国連が日本政府に、犯人特定に向けた捜査を要請したことがFNNの取材で新たにわかった。

国連が強制失踪条約に基づき、日本政府に要請を行うのは初めて。

この問題はティフェヌ・ベロンさん(40)が2018年7月、栃木・日光市を観光中に突然行方がわからなくなったもの。

拉致事件を専門とする国連の強制失踪委員会は、ベロンさんは事件に巻き込まれた可能性があるとして、「事件性が疑われる行方不明事件」と指摘した。

そのうえで、日本政府に犯人特定に向けた捜査や、家族やフランス当局に捜査情報の提供を要請したことが新たにわかった。

ベロンさんの兄・ダミアンさん「これは事故ではない。妹がどこにいるかわからず、わたしたち家族は悲しい。妹はどこかでわたしたちを待っているかもしれない」

これに対し、日本政府は2023年4月、「引き続き捜索している」としながらも、「事件に巻き込まれた証拠がない」と回答している。

ベロンさんの家族は、ベロンさんが突然に失踪する理由がなく、携帯電話の位置情報が滞在していたホテル周辺から突然途切れたことから、事件に巻き込まれた可能性があると訴えている。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/781728feed3ea707caff70d502266f7fe3cfdbe0