「沖縄の方言で塩を『マース』。ご飯を食べるときはちゃんと『いただきマース』って言ってくださいね!」

照りつける太陽の下、ときおり塩にちなんだ「塩ギャグ」を交えながら製塩方法を説明するのは、高江洲製塩所の社長兼塩職人の高江洲優さん。かつて県外資本の製塩所の社員として現在の場所で働いていたが、後に同社が事業縮小で撤退。「浜比嘉島の自然を生かした手作りの塩を作りたい」という思いから、閉鎖された工場を再利用し2009年に高江洲製塩所を立ち上げた。

「ここは民家や畑がなく生活排水や農薬の心配がない。太平洋からの潮の流れがあるので塩を作るのに適した環境なんです」と高江洲さんは誇らしげに語った。
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