https://news.yahoo.co.jp/articles/ae0be3bfaeb1910018b66178b3f646970b9898ed
「6,800円が500万円に…！」とんでもない掘り出し物だった、“ネットで安く購入した椅子”とは？
フリーマーケットで衝動買いしたアンティーク雑貨が実は高額レアアイテムだったり、祖父母の家になにげなく置いてある骨董品が歴史的価値のあるものだった、なんて夢のようなことを妄想してみたことはないだろうか。そんな「安く手に入れた物が高値のつく掘り出し物だった」というロマンが詰まったエピソードをアメリカのTikTokerが投稿し話題になっている。
フリマサービスで購入した椅子が有名デザイナー作だった
アメリカに住むジャスティン・ミラーはFacebook内のフリマサービスFacebook Marketplace にて、今年の2月に50ドル（本稿執筆時の為替レートで約6,800円）で売りに出されているイスを目にし購入した。ジャスティンは家具の専門家ではないものの売りに出されていた椅子のデザインに惹かれ購入時にリサーチしてみたという。リサーチの結果、50ドルの椅子はデンマークの家具デザイナーフリッツ・ヘニングセンによるウィングバックチェアと呼ばれるものであること、また、1脚10,000ドルから100,000ドル（135万円～1,350万円）の価格がついているということが判明したそう。
ハリウッド女優も同じデザインの椅子を所有
初代スパイダーマンでヒロインを演じた女優のキルスティン・ダンストもArchitectural DigestのYouTubeチャネルでハリウッドの自宅を紹介した際に今回ジャスティンが購入したものと同じフリッツ・ヘニングセンによるウィングバックチェアを「50脚しか作られなかったと言われている」と紹介している。
サザビーズで今年6月に出品することに
想像以上に高価なものだったことからジャスティンは購入した椅子を売りに出すことに。大手オークションハウスであるサザビーズに連絡し、今年6月に開催されるオークションに出品することにしたという。サザビーズ側は30,000ドル～50,000ドル（400万円～675万円）の値がつくと予想しているという。偶然Facebook Marketplaceで見つけた50ドルの椅子に果たしていくらの値がつくのか、オークション結果に期待したい。
