この大逆流に対して、節々で党綱領の立場をふまえた理性的論陣をはってきたとして、その中心点を5点にわたって紹介し、「そのどれもが日本共産党ならではの先駆的意義をもつものであり、今日、世界と日本の平和にとっていよいよ重要な意義をもつ」と強調。全国の党員・党組織がこれらの論点をつかみ、宣伝・対話で語り、大逆流と正面から立ち向かって大奮闘したと述べ、「わが党の論戦は、徐々に相手を追い詰め、論戦のリードをつくっていった」と述べました。
その上で、「参院選で得た361万8千票は残念な後退だが、これを総選挙票からの単純な後退とみるべきではない。『二重の大逆流』によって、総選挙の到達点よりもさらに大きく押し込まれた地点から、全党の大奮闘によって押し返す過程での一断面ととらえるべきではないか」と指摘しました。
(略)