25日午後2時半ごろ、群馬県みなかみ町藤原の至仏山を下山していた横浜市の女性(56)の夫から「妻が左足の痛みで歩行困難となった」と119番通報があった。女性は群馬県警のヘリで沼田市内の病院に搬送されたが、足の痛みは左足親指の巻き爪が原因だった。県警は登山者に対し、自分の体力や体調、技術や経験に応じて山を選び、無理のない計画を立てるよう呼びかけている。

県警沼田署によると、現場は至仏山山頂から南へ約900メートルの地点。通報を受け、谷川岳警備隊員3人と消防署員5人が出動し、県警ヘリが救助した。

女性は同日、夫と一緒に尾瀬国立公園内の分岐点「山の鼻」から至仏山に登り、登山口の鳩待峠へ下山する途中だった。負傷程度は捜査中だが、同署は軽傷とみている。

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