茨城・つくばみらい市「子連れ出勤」を試験導入

茨城県つくばみらい市は、職員の子育て支援の一環として「子連れ出勤」を試験導入した。
小学校の夏休み期間に合わせて8月25日まで、希望する職員は子供や孫と一緒に出勤できる。
自治体の子連れ出勤は珍しく、問い合わせも多いという。
市は課題を検証した上で本格導入を目指す一方、
近隣自治体や民間の事業所への広がりを期待している。

初日の24日は、秘書広報課の職員2人が2~5歳の子供それぞれ2人ずつと出勤した。
午前8時過ぎ、車を降りた子供たちはやや緊張した表情だったが、
お父さんやお母さんと手をつないで元気に〝出勤〟。
課内の朝の打ち合わせで、子供たちが自分の名前と
年齢を大きな声で言うと職員から大きな拍手が湧いた。

子供たちはおもちゃで遊んだり、
膝の上に乗って一緒にパソコンを眺めたりして仕事に興味津々の様子。
「かわいすぎる」「職場がなごむ」。
同僚職員の反応もおおむね好意的だ。

同市は、時差出勤や在宅勤務などに取り組んでおり、子連れ出勤も職員の働き方改革の一つ。
同市役所の伊奈庁舎、教育委員会棟、
谷和原庁舎に勤務する職員の小学3年生までの子供や孫が対象で、
該当する子供は122人いる。

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