中古車販売大手ビッグモーター(東京・港)の保険金不正請求問題で、国土交通省は26日午後、同社の和泉伸二社長らから事実関係を聴取した。
不正行為の悪質性や組織性の実態解明がポイントで、内容次第で立ち入り検査にも踏み切る構えだ。

ビッグモーターの特別調査委員会がまとめた報告書によると、同社社員らは修理の依頼を受けた車体に無かった傷を作り出し、損害保険会社側に保険金を過大請求していた。
ヒアリングではこうした行為が道路運送車両法に違反しているか見極める。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE260NA0W3A720C2000000/